潮騒の浜の岩影に立って
潮騒の砂に涙を捨てて
思いっきり呼んでみたい
果てしない海へ
青春の夢にあこがれもせずに
青春の光を追いかけもせずに
流れていった時よ果てしない海へ
消えた僕の若い力呼んでみたい
恋でもいい何でもいい
他のすべてを捨てられる
激しいものが欲しかった
(小椋 佳 「しおさいの詩」ヨリ)
大原オートキャンプイン・そとぼう
2011/08/12-08/15
千葉県いすみ市
海辺のキャンプで青春時代を思い出した
もう若くはないのだと老いを感じた時
小椋 佳の しおさいの詩が脳裏を過ぎる
大原オートキャンプインそとぼうは
文字通り千葉外房の大原にあり
長い九十九里浜の南端に位置する海辺のキャンプ場
設備・サイト共管理が行き届き申し分無いのだが
満サイトとなるとシャワー・トイレ・炊事棟等行列が出来
簡易設備も必要かなと思われる
夏の海辺のキャンプは
揺りたい放題の無法地帯と成勝ちだが
皆さんマナー良く静かな夜を過ごせたのは驚き
闇に浮かぶおぼろ月夜の下
潮騒の音に耳傾け
早すぎる蟋蟀の鳴き声をBGMに
ウイスキー片手にほろ酔い加減
寝苦しい夏の夜が更けていく
大原オートキャンプイン・そとぼう